必読!おすすめビジネス書のご紹介

ビジネス書、何を読むべきか悩みますよね。ランキング上位を買ってみても、案外学びにならなかったり。そんな思いから、おすすめの本の概要を書くことにしました。外資系戦略コンサルなどで勤務した私が、おすすめの本をご紹介します!参考になれば幸いです!

誰もが人を動かせる!(森岡毅)

リーダーシップを取る。人を動かす。 経験値が高い人は自然とできるものの、明日からやれ、と言われても難しい。 森岡さんの過去の経験に基づいた本書は、とても勉強になりました。ということでご紹介です。 自分に適した属性でリーダーシップを伸ばしていく…

Measure What Matters(ジョン・ドーア)

OKR、それは変化の早い現代において、会社の方向を一つに揃える協力なツールです。それを数々のスタートアップに紹介し、浸透させてきた筆者の経験と学び、そして導入した企業のトップのインタビュー事例が詰まった教科書です。 日本の大企業がいきなりこれ…

「超」勉強法(野口悠紀雄)

学び方シリーズ第3。 主に高校生向けに書かれているように見えますが、社会人、リタイアした方が読んでもとてもためになります。 ざっくりとしたまとめしか書けず、失礼しました。 勉強を楽しむ 勉強は本来楽しいもの。勉強を楽しめるように工夫してみよう…

新受験勉強入門 勉強法マニュアル(和田秀樹)

学び方シリーズ第2。 私が受験時代にお世話になった本です。 おかげで英語も社会人になったあとに使えましたし、他の教科の学び方もとても効率的に進みました。ちょっと違う文脈から今回は読んでみましたが、いま見ても、学ぶ、という意味でとても参考にな…

和田式 勉強のやる気をつくる本(和田秀樹)

学び方シリーズ第1です。 自分が受験勉強のときに、「受験勉強の勉強の仕方を勉強する」という目的で一番に買った本が和田さんの本でした。その和田さんの本です。 大人が学ぶときも、部下に指導するときも、子供に勉強の仕方を教えるときも、とてもために…

エクストリーム・エコノミー(Richard Davies)

世界の極限には特別な経済が存在する。津波による壊滅から復活したアチェ(インドネシア)や難民キャンプのザータリ(ヨルダン)のようなレジリエンスの高い経済圏もあれば、外部不経済の影響等により、極めて脆弱かつそこから抜け出す道が見いだせないサン…

鄧小平(エズラ・ヴォーゲル)

鄧小平。名前は聞いたことあるけど、何をした人なんだろう?ということを知りませんでした。そこでこの本に出会い、読んでみたわけですが、結論から言うと、「必読書」だと思いました。 まさに、歴史というのはこうして学ぶべきだし、中国政府の考え方はここ…

100日で結果を出すM&A入門(大前研一)

M&Aをどのように成功させるか、大枠を掴みたいときに最適な本だと思います。日本企業が苦手と言われるM&Aですが、下記の要約を見てみても、コミュニケーション、人事制度の面で欧米圏とそもそも考え方が異なるのが日本企業なので、一定苦手なのは仕方ないな…

成功はゴミ箱の中に(Ray Kroc)

マクドナルドという店を全世界に広げた、レイ・クロックの自伝です。52歳から新規ビジネスを始め、成功させました。 その彼が、どのように考え、行動してきたかを中心に書かれている本です。 私もそうですが、細かいことが気になってしまう人は、フランチャ…

HARD THINGS(ベン・ホロウィッツ)

" data-en-clipboard="true">自身で起業から辛いCEO時代を経て、会社を売却し、そしていまではベンチャーキャピタルを運営する筆者による、スタートアップのCEO、そして起業を目指す人に向けて書いた本です。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboa…

SHOE DOG(フィル・ナイト)

" data-en-clipboard="true">またまた伝記です。(しばらく続きます) " data-en-clipboard="true">NIKE、1964年の創業だったと知っていましたか?てっきりアディダスくらい歴史があるのかと思っていました。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboa…

イーロン・マスク 未来を創る男(アシュリー・バンス)

イーロン・マスクの伝記です。記者嫌いで有名なイーロン、伝記に近いこのような形式で本が出ることはしばらくないのでは...?という貴重な一冊です。 イーロン・マスクの凄さは、明確なビジョンを持ち、研究し、実現するまで諦めないこと。そしてそのビジョ…

スターバックスに学べ(ジョン・ムーア)

スターバックス、最近アメリカでは陰りが見えてきているという話も耳にしますが、いずれにしても圧倒的なブランド、ロイヤルティを構築したというのは疑いようがありません。 そのスターバックスから学べること、とくにブランド管理、従業員(パートナー)マ…

デザイン思考の先を行くもの Design the Future(各務太郎)

" data-en-clipboard="true">デザイン、と聞くと、「絵が下手なんで...」と答えがちですが、それは違うようです。 " data-en-clipboard="true">グローバル・スタンダードのDesignは、課題解決、であり、絵のセンスなどは全く関係がない、とのこと。 " data-e…

世界最高の子育て(ボーク重子)

子育てに関係する本から。 これも子育てという観点(2歳くらいから高校生まで)でとても参考になる本でしたが、マネジメントという観点でも同じく参考になるなと思いましたので投稿します。 子供に、(部下に)指示を与えるのではなく、考えることを促す。そ…

線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法(OCHABI Institute)

以前の記事で紹介したように、ビジネスにおけるデザイン思考は必須になってきていますし、これからも重要度が増していくと考えられます。 そんなとき、「アイデアを口頭で伝えるより、ビジュアルで伝えたほうが100倍伝わる、でも絵がうまくかけない...」とい…

教養としての世界史の学び方(山下範久)

" data-en-clipboard="true">歴史は何らかの意図を持って作られたものと言えます。 " data-en-clipboard="true"> つまり、何が事実か、はわからない。歴史を本格的に学べば、自然とクリティカル・シンキングが身につきます。 先日の共通テストでは、まさに思…

ブレンディッドラーニングの衝撃(マイケル・B・ホーン、ヘザー・ステイカー)

先生が指示を出し、従わない生徒はダメなやつ、とされる。それが日本の公立学校の普通ではないでしょうか?もちろん、素敵な先生もいますが、大多数は残念ながら昔風の教育です。 企業でさえ、そういう文化の会社はだめになっていっています。次世代の人材を…

ハーバードの投資の授業(中澤知寛)

今回は、若干ビジネス書とは違うかな、と思いつつ、ビジネス領域でも参考になりそうだと思ったので、その部分だけ記載します。 ざっくりいうと、 「市場は論理的には動かない。しかし、なぜ論理的に動かないか、という部分には、論理的に説明できる部分があ…

1分で話せ(伊藤洋一)

" data-en-clipboard="true">「話が回りくどい」「で、結論は?」と言われたり、 " data-en-clipboard="true">「どう、最近順調?」と聞かれてパッと答えられなかったり... " data-en-clipboard="true"> そういう経験は誰しもあるのではないでしょうか?では…

ハイ・コンセプト(ダニエル・ピンク)

少々古い本ですが、左脳だけでは戦えない時代を生き抜くために、という主題で書かれています。 まさにその方向に進んでおり、右脳的な考え方、同時に色々処理したり、ストーリーで語ったり、デザイン思考で考えたり、ということが出来ないと市場価値(=給料…

2020年のまとめ 〜おすすめ本ベスト10〜

とても遅くなってしまいました... 今更ながら、2020年に読んだ本の中から、おすすめのベスト10を再掲したいと思います。このブログに書いていない本も含めると100冊弱の本を読みましたが、その中でどれが良かっただろう、というのを考えてみました。 観点は…

ザ・会社改造(三枝匡)

" data-en-clipboard="true">ミスミという会社に12年間にわたり仕掛けてきた数々の改革が、事業モデルの革新を引き起こし、300人の日本企業が10,000人のグローバル企業に拡大した話です。それを社長として導いた著者(三枝匡)が一人称で書いたほぼノンフィ…

ついやってしまう体験の作り方(玉城真一郎)

ゲームの体験デザイン、よくUX(User experience)と呼ばれる領域ですが、とても良くできていると思いませんか?素晴らしいゲームをプレイしていると、自然と誰でも引き込まれていくし、時間を忘れてやっていることが多いですよね。 その体験を任天堂で設計…

情熱、熱意、執念の経営(永守重信)

以前、こちらでご紹介した永守重信さんの別の本です。私の把握する限り、ご自身で書いた、またはご自身の言葉を本にしたものはこの2冊しかないかと思います。 今回の本は会社を経営する上で、永守さんが考えてきたことが単発ベースで記載されています。半ペ…

直感と論理をつなぐ思考法(佐宗邦威)

" data-en-clipboard="true">佐宗氏の勤めていたP&Gのマーケティングチームは、データに基づく意思決定を重視していました。しかしそのP&Gでさえ、利益の8割は「新しいゲームそのものを作った一握りのマーケター」が生み出していたとのことです。戦略思考や…

戦略プロフェッショナル(三枝匡)

" data-en-clipboard="true"> 以前、三枝さんの「V字回復経営」をご紹介しましたが、戦略三部作の中の別の著書のご紹介です。 これも、ストーリーに沿って(実話をもとにした!)書かれており、ビジネス書が苦手な方でも読みやすい仕上がりになっています。 …

影響力の武器(ロバート・チャルディーニ)

" data-en-clipboard="true">人の意思決定はどのように行われているのか、について、研究結果をベースに書かれている本です。紹介されているどの「原理」も、「あー、たしかに!」というものばかりです。しかし一方で、意識的にそれを見破れても、使えてもい…

論理的思考のコアスキル(波頭 亮)

「ロジカルシンキングが大事だ」、「クリティカルシンキングができていない!」など横文字で言われるとよくわからないですよね。 日本語で言えば、論理的思考をし、かつ、情報を鵜呑みにしない、自分の頭で考える、ということになります。 その論理的思考に…

人を動かす人になれ(永守重信)

" data-en-clipboard="true">一代で日本が世界に誇るモーター会社を創り上げた、永守重信さんの本です。その経営の経験から学んだことが具体的に記載されている本です。いまでは大学改革、大学を通じた日本の教育改革にも乗り出している永守さん、本当に素晴…