2021-01-01から1年間の記事一覧
また知財シリーズで恐縮ですが、とてもいい本を見つけたので投稿します。それがこのオオカミ特許戦略です。 背景知識として、日本では年間30万件も特許が出願されているのに、訴訟に発展しているのは150件ほど。一方の中国やアメリカは5000〜10000の訴訟が毎…
知的財産権について色々と本を読んでみて、個人的におすすめのものは投稿しました。 改めてまとめておきたいと思います。 歴史や色々な事例を面白く学べる本 :インビジブルエッジ(マーク・ブラキシル、ラルフ・エッカート) 知財戦略とビジネスの関連性を…
特許調べといて!と言われても、初めて特許調査するときは、何から手を付けて良いのかさっぱりですよね。 Google検索してもあまり成果は無いし、とはいえ専門家に頼むとお金かかるし。 そんなときに、この本を一冊読めばバッチリです!(と、私自身が感じま…
知財実務に関する本です。とはいえそこまで深く実務にはいるというよりは実務を一段上から解説した本、という形です。 ここまできっちりと、知財実務を注意点とともに、そしてわかりやすく記載いただいている本は無かったので、とても貴重です。 なにより、…
ほかの知財関連の本と重複する部分は割愛して抜粋しました。 出典、事例が豊富にあるため、実務上とても役立つであろう本です。新しいため、最新事例も豊富でした。 商標的使用に当たるか否かの判断要素 過去の裁判例において商標的使用に当たるか否かの判断…
知財を、文字通り戦略、という側面から捉えた、とても端切れがよく初心者にも意識しやすい用語で書かれている本です。 特に攻めるという観点での示唆が大きく、日本企業が一般論として苦手とする部分が解説されている貴重な本です。 特許戦略とは 筆者は特許…
戦略と実務をつなぐ、具体例に溢れた名著です。 ゼロックスの特許網をかいくぐって複合機を開発したり、パテント・トロールと戦ったり、臨場感ある内容がとても楽しめます。 ここまで知財を深く活用している方が日本にいるというだけで嬉しいです。あらゆる…
残念ながら新品は無いのですが、知財戦略を考える上で第一歩目に把握しておきたい、大上段を理解し、考えられる名著です。 こちらも絶版なので、図書館などで探してみてください... 内容と抜粋 特許から見る、ビジネス潮流の変化 太陽光パネルの特許を分析し…
「知財は見えない。しかし、切れる」 知財がどのような歴史で始まり、広がり、使われてきたのか、そしてその威力、使いみちはどのようなものか、ということを豊富な事例で紹介。 知財の実務詳細ではなく、戦略的な知財の重要性を知る上で最良の1冊。ボスト…
薄くて読みやすいですが、名著です。とても深い。 生徒を持つ教育関係者の方々にはぜひ読んでもらえると嬉しいです。 思考、わかる、脳の動きからしてどういうものなのか。面白いです。 「思考」とはなにか 心の働きには大きく2つの水準がある。一つは感情…
筆者はイギリス国内において、実際にamazon、訪問介護、Uberの現場で働いてみた。 イギリスでは1950年以降、地方では炭鉱、造船などの製造業が政府の政策の影響を大きく受け、衰退した。一つの炭鉱で1000人規模が文字通り命がけで働いていた街が、突然産業を…
USJを再建し、最近では西武園を建て直した(道半ばですが)森岡毅さんの著書です。 マーケティング、というと「クリエイティブ全然わかりません!自分、センス無いです!」のように感じて難しそうに聞こえます。 本書を読み、マーケティングとは戦略を考え、…
こちらで紹介されていたので、早速読んでみました。ストーリー自体もとても面白く、楽しく読みながら数学の面白さ、深さを体感しました。(こういう思春期もかっこいいなと思いました。) 科学雑誌Newtonの2021年9月号の特集は「科学の魅力がつまった100冊を…
久々の投稿です。ブリッツスケーリングという単語、ご存知でしょうか? この本のメモを取っていたら、膨大な量になってしまうくらい勉強になる本でした。 全部載せると大変な分量でしたので、抜粋を記載し、それのみ掲載することにします。 ご参考になれば幸…
起業にしても、新規事業にしても、意志が10割。そしてやり方を知っていれば更に失敗しにくくなるよ、という話です。 行動しなければ全部失敗と同じ、と書かれていますがそのとおりですね。がんばります。 起業は何よりも意志が大事。 意志があり、それをいろ…
ウッチャンはリーダーとしても超一流だった、ということを初めて知りました。 畑中さんの本ですが、何人にもインタビューをしながら事例ベースで書かれており、現場がとてもイメージできました。それが故に、ウッチャンの動きが目に浮かぶようであり、学びを…
心理的安全性の重要性をよく耳にする方も多いと思います。概念としてはわかっても、具体的にどう実践するのか、そして、それが自分にもできるのか、私も不安です。 本書は完璧とは言わないまでも、読みやすく、理解、実践練習の一助になりそうだと思いました…
薄くて読みやすいですが、名著です。とても深い。 生徒を持つ教育関係者の方々にはぜひ読んでもらえると嬉しいです。 思考、わかる、脳の動きからしてどういうものなのか。面白いです。 「思考」とはなにか 心の働きには大きく2つの水準がある。一つは感情…
リーダーシップを取る。人を動かす。 経験値が高い人は自然とできるものの、明日からやれ、と言われても難しい。 森岡さんの過去の経験に基づいた本書は、とても勉強になりました。ということでご紹介です。 自分に適した属性でリーダーシップを伸ばしていく…
OKR、それは変化の早い現代において、会社の方向を一つに揃える協力なツールです。それを数々のスタートアップに紹介し、浸透させてきた筆者の経験と学び、そして導入した企業のトップのインタビュー事例が詰まった教科書です。 日本の大企業がいきなりこれ…
学び方シリーズ第3。 主に高校生向けに書かれているように見えますが、社会人、リタイアした方が読んでもとてもためになります。 ざっくりとしたまとめしか書けず、失礼しました。 勉強を楽しむ 勉強は本来楽しいもの。勉強を楽しめるように工夫してみよう…
学び方シリーズ第2。 私が受験時代にお世話になった本です。 おかげで英語も社会人になったあとに使えましたし、他の教科の学び方もとても効率的に進みました。ちょっと違う文脈から今回は読んでみましたが、いま見ても、学ぶ、という意味でとても参考にな…
学び方シリーズ第1です。 自分が受験勉強のときに、「受験勉強の勉強の仕方を勉強する」という目的で一番に買った本が和田さんの本でした。その和田さんの本です。 大人が学ぶときも、部下に指導するときも、子供に勉強の仕方を教えるときも、とてもために…
世界の極限には特別な経済が存在する。津波による壊滅から復活したアチェ(インドネシア)や難民キャンプのザータリ(ヨルダン)のようなレジリエンスの高い経済圏もあれば、外部不経済の影響等により、極めて脆弱かつそこから抜け出す道が見いだせないサン…
鄧小平。名前は聞いたことあるけど、何をした人なんだろう?ということを知りませんでした。そこでこの本に出会い、読んでみたわけですが、結論から言うと、「必読書」だと思いました。 まさに、歴史というのはこうして学ぶべきだし、中国政府の考え方はここ…
M&Aをどのように成功させるか、大枠を掴みたいときに最適な本だと思います。日本企業が苦手と言われるM&Aですが、下記の要約を見てみても、コミュニケーション、人事制度の面で欧米圏とそもそも考え方が異なるのが日本企業なので、一定苦手なのは仕方ないな…
マクドナルドという店を全世界に広げた、レイ・クロックの自伝です。52歳から新規ビジネスを始め、成功させました。 その彼が、どのように考え、行動してきたかを中心に書かれている本です。 私もそうですが、細かいことが気になってしまう人は、フランチャ…
" data-en-clipboard="true">自身で起業から辛いCEO時代を経て、会社を売却し、そしていまではベンチャーキャピタルを運営する筆者による、スタートアップのCEO、そして起業を目指す人に向けて書いた本です。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboa…
" data-en-clipboard="true">またまた伝記です。(しばらく続きます) " data-en-clipboard="true">NIKE、1964年の創業だったと知っていましたか?てっきりアディダスくらい歴史があるのかと思っていました。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboa…
イーロン・マスクの伝記です。記者嫌いで有名なイーロン、伝記に近いこのような形式で本が出ることはしばらくないのでは...?という貴重な一冊です。 イーロン・マスクの凄さは、明確なビジョンを持ち、研究し、実現するまで諦めないこと。そしてそのビジョ…