線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法(OCHABI Institute)
以前の記事で紹介したように、ビジネスにおけるデザイン思考は必須になってきていますし、これからも重要度が増していくと考えられます。
そんなとき、「アイデアを口頭で伝えるより、ビジュアルで伝えたほうが100倍伝わる、でも絵がうまくかけない...」という悩みが自分自身もありました。
いくつか絵を書く関連の本を見てみたのですが、なかなかしっくりこない...
そう思っていたら、とうとう出会いました!必要なことだけを簡潔に、かつ論理的に書いてくれているので、実際に練習しながら、数時間でだいぶましな絵が、スピーディにかけるようになりました!
実際は読みながら実践して練習する形でしたので紹介するのが難しいのですが、一部ページと実際に私が書いたイラストを掲載し、少しでもイメージが湧けば幸いです。
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冒頭、「いかに構造を捉え、描くか」ということが書かれています。
私が複雑なものを書くとき、端から順に書いていたのですが、どうやらそれは間違いらしいです。まずは全体の構造をじっと見て、簡単な図形に分解し、大まかにそれを描く。その後、詳細化していく、という流れで描くとうまくかけるようです。
話は飛び、鉛筆で書いているときに色を付ける、影をつける、というときのナレッジ。バリューと呼ばれる色の濃さを10段階で決め、それを使い分けるだけで、驚くべきほどにきれいに書けます。
実際に描くときには、構造体の形をかなり忠実に再現しにいきます。それにより、どこに影をつけるか、どこを強調すべきか、がわかるようになります。
楕円を描くのはとても難しい。。訓練です。
そして、影を描いてみるときも、構造が重要になります。そして、「一点透視図法」というもの。絵の中で立体的な違和感を感じるとき、だいたい消失点から伸びる線がうまくかけておらず、全体が集約していない事が多いです。それを意識するだけで、とても整った、リアルな絵が描けました。
ごく一部だけ記載しましたが、実際に書いてみた自分の絵がこちら。まだまだ全然だめですが、この本に出会う前からすれば格段に良くなっています。
出典:
線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法
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