必読!おすすめビジネス書のご紹介

ビジネス書、何を読むべきか悩みますよね。ランキング上位を買ってみても、案外学びにならなかったり。そんな思いから、おすすめの本の概要を書くことにしました。外資系戦略コンサルなどで勤務した私が、おすすめの本をご紹介します!参考になれば幸いです!

無敗営業/チーム戦略(高橋浩一)

前回の無敗営業の、コロナ禍対応版ともいえる高橋さんの著作です。 前回ほどの学びの深さがなかったのが正直なところですが、一方でSFAの具体的な使い方がわかりやすく解説されており、その部分を中心に記載いたします。 無敗営業_チーム戦略 SFAはチーム営…

ずるい仕事術(佐久間宣行)

佐久間さんがNewsPicksの番組に出ているのを聞いて気になり、読んでみました! とても面白かったし、なるほど、実践してみようと思うことがいくつもありました! 楽しく働き、自分からチャレンジに手を挙げる。 それだけでチャンスは回ってくるようになる。…

1%の努力(ひろゆき)

非常に考え方が勉強になる本でした。是非ご一読いただきたいと思いました! 重要事項とエピソードがシンプルに書かれており、思わず二度読んでしまいました。一部抜粋のみ記載します。 頑張りは人に押し付けない。 優れた戦略を自分で頑張るのは良い。でも人…

ビジョナリーカンパニーZERO(ジム・コリンズ)

有名なビジョナリーカンパニーの最新版です。 なお、英語版は「Beyond Entreprership 2.0」であり、内容としても小さい会社がいかにして巨大な、素晴らしい企業になれるか、というような内容になっています。 とくにスタートアップ関連を経営している方、お…

無敗営業(高橋浩一)

とても久々の投稿になってしまいました... よく広告で見ていた無敗営業を初めて読んでみました。 営業について書かれているものですが、ビジネス一般に対しても当てはまりそうな内容も多く、とても学びになりました。ご参考になれば幸いです。 顧客は価格の…

アマゾン・メカニズム(谷 敏行)

GAFAの中で、一番組織として成熟し、強みを発揮していると言われているAmazon。その仕組みを、特にイノベーションを生むという観点から記載している本です。 この仕組み、日本の大企業が実践できたら日本発のイノベーションがめちゃくちゃ増えるんじゃないか…

成功しなきゃ、おかしい From impossible to inevitable (Aaron Ross、神田昌典)

今回はSaaS企業の教科書とも言える一冊です。 本自体はとても分厚いのですが、すごく面白い、そして何より学びになります。 ニッチとは焦点を絞りこむことであり、小さくすることではない ニッチを決めること、は小さく考えること、ではない。ニッチとは焦点…

伝わる・揺さぶる!文章を書く(山田ズーニー)

今回は、こちらの本の要約抜粋です。(具体例をバッサリ切ってしまったため、かなり短めです...) 文章を書く、というもの不思議と学校では教わらないんですよね。米国の授業でWritingというのを見たことありますが、日本では国語=小説読んだり、音読したり…

サブスクリプション Subscribed(Tien Tzuo, 桑野順一郎)

2017年の本ですが、改めて読みました。Zuora創業者の本です。 課金体系ではない、ビジネスモデルの革命だ。そしてそれは顧客中心であるビジネスの大本に帰るものであり、顧客中心のビジネスをしないとこれからの時代は負けてしまう。 今あらためて読むととて…

人生の武器としての伝える技術(The rhetoric)(ジェイ・ハインリクス)

前回も少し触れた、世界で話題のレトリック(伝える技術)の本です。帯がオバマ、トランプの似顔絵でインパクトがある本でした。 たくさんの事例がありそれはそれで参考になるのですが、非常に長く、翻訳が難しいので、個人的にポイントをメモしたものを記載…

部下を育てるリーダーのレトリック(中竹竜二)

一流ラグビーコーチである著者による、人を動かすレトリックの本です。 最近話題のレトリックに関する本は ↓ が話題ですが、個人的には中竹さんの本のほうがとてもしっくり来ました(それに、わかりやすくて読みやすい)ので、中竹さんの本をご紹介します。 …

2022年のリスク トップ10(ユーラシア・グループ)

(なんか、最近はてブロで表示される広告が増えてきた...? これはGoogleのせいなのか..?) 本ではないのですが、イアン・ブレマー率いるユーラシア・グループによるTop Risks 2022を簡単にまとめてみたいと思います。 下記から無料でフルレポート(と言って…

オオカミ特許戦略(田所 照洋)

また知財シリーズで恐縮ですが、とてもいい本を見つけたので投稿します。それがこのオオカミ特許戦略です。 背景知識として、日本では年間30万件も特許が出願されているのに、訴訟に発展しているのは150件ほど。一方の中国やアメリカは5000〜10000の訴訟が毎…

【まとめ】知的財産権(知財、特許など)に関する本

知的財産権について色々と本を読んでみて、個人的におすすめのものは投稿しました。 改めてまとめておきたいと思います。 歴史や色々な事例を面白く学べる本 :インビジブルエッジ(マーク・ブラキシル、ラルフ・エッカート) 知財戦略とビジネスの関連性を…

特許調査入門(酒井美里)

特許調べといて!と言われても、初めて特許調査するときは、何から手を付けて良いのかさっぱりですよね。 Google検索してもあまり成果は無いし、とはいえ専門家に頼むとお金かかるし。 そんなときに、この本を一冊読めばバッチリです!(と、私自身が感じま…

知財実務のセオリー(岩永利彦)

知財実務に関する本です。とはいえそこまで深く実務にはいるというよりは実務を一段上から解説した本、という形です。 ここまできっちりと、知財実務を注意点とともに、そしてわかりやすく記載いただいている本は無かったので、とても貴重です。 なにより、…

スタートアップの知財戦略(山本飛翔)

ほかの知財関連の本と重複する部分は割愛して抜粋しました。 出典、事例が豊富にあるため、実務上とても役立つであろう本です。新しいため、最新事例も豊富でした。 商標的使用に当たるか否かの判断要素 過去の裁判例において商標的使用に当たるか否かの判断…

特許戦略論 特許戦略実践の理論とノウハウ(久野敦司)

知財を、文字通り戦略、という側面から捉えた、とても端切れがよく初心者にも意識しやすい用語で書かれている本です。 特に攻めるという観点での示唆が大きく、日本企業が一般論として苦手とする部分が解説されている貴重な本です。 特許戦略とは 筆者は特許…

知的財産戦略(丸島儀一)

戦略と実務をつなぐ、具体例に溢れた名著です。 ゼロックスの特許網をかいくぐって複合機を開発したり、パテント・トロールと戦ったり、臨場感ある内容がとても楽しめます。 ここまで知財を深く活用している方が日本にいるというだけで嬉しいです。あらゆる…

知財戦略のススメ(鮫島正洋)

残念ながら新品は無いのですが、知財戦略を考える上で第一歩目に把握しておきたい、大上段を理解し、考えられる名著です。 こちらも絶版なので、図書館などで探してみてください... 内容と抜粋 特許から見る、ビジネス潮流の変化 太陽光パネルの特許を分析し…

インビジブルエッジ(マーク・ブラキシル、ラルフ・エッカート)

「知財は見えない。しかし、切れる」 知財がどのような歴史で始まり、広がり、使われてきたのか、そしてその威力、使いみちはどのようなものか、ということを豊富な事例で紹介。 知財の実務詳細ではなく、戦略的な知財の重要性を知る上で最良の1冊。ボスト…

「わかる」とはどういうことか(山鳥 重)

薄くて読みやすいですが、名著です。とても深い。 生徒を持つ教育関係者の方々にはぜひ読んでもらえると嬉しいです。 思考、わかる、脳の動きからしてどういうものなのか。面白いです。 「思考」とはなにか 心の働きには大きく2つの水準がある。一つは感情…

アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した(ジェームズ・ブラッドワース)

筆者はイギリス国内において、実際にamazon、訪問介護、Uberの現場で働いてみた。 イギリスでは1950年以降、地方では炭鉱、造船などの製造業が政府の政策の影響を大きく受け、衰退した。一つの炭鉱で1000人規模が文字通り命がけで働いていた街が、突然産業を…

USJを劇的に変えた、たった 1つの考え方(森岡 毅)

USJを再建し、最近では西武園を建て直した(道半ばですが)森岡毅さんの著書です。 マーケティング、というと「クリエイティブ全然わかりません!自分、センス無いです!」のように感じて難しそうに聞こえます。 本書を読み、マーケティングとは戦略を考え、…

数学ガール(結城浩)

こちらで紹介されていたので、早速読んでみました。ストーリー自体もとても面白く、楽しく読みながら数学の面白さ、深さを体感しました。(こういう思春期もかっこいいなと思いました。) 科学雑誌Newtonの2021年9月号の特集は「科学の魅力がつまった100冊を…

ブリッツスケーリング(リード・ホフマン)

久々の投稿です。ブリッツスケーリングという単語、ご存知でしょうか? この本のメモを取っていたら、膨大な量になってしまうくらい勉強になる本でした。 全部載せると大変な分量でしたので、抜粋を記載し、それのみ掲載することにします。 ご参考になれば幸…

起業は意志が10割(守屋 実)

起業にしても、新規事業にしても、意志が10割。そしてやり方を知っていれば更に失敗しにくくなるよ、という話です。 行動しなければ全部失敗と同じ、と書かれていますがそのとおりですね。がんばります。 起業は何よりも意志が大事。 意志があり、それをいろ…

内村光良リーダー論 チームが自ずと動き出す(畑中翔太)

ウッチャンはリーダーとしても超一流だった、ということを初めて知りました。 畑中さんの本ですが、何人にもインタビューをしながら事例ベースで書かれており、現場がとてもイメージできました。それが故に、ウッチャンの動きが目に浮かぶようであり、学びを…

心理的安全性のつくりかた(石井遼介)

心理的安全性の重要性をよく耳にする方も多いと思います。概念としてはわかっても、具体的にどう実践するのか、そして、それが自分にもできるのか、私も不安です。 本書は完璧とは言わないまでも、読みやすく、理解、実践練習の一助になりそうだと思いました…

「わかる」とはどういうことか(山鳥 重)

薄くて読みやすいですが、名著です。とても深い。 生徒を持つ教育関係者の方々にはぜひ読んでもらえると嬉しいです。 思考、わかる、脳の動きからしてどういうものなのか。面白いです。 「思考」とはなにか 心の働きには大きく2つの水準がある。一つは感情…