ずるい仕事術(佐久間宣行)
佐久間さんがNewsPicksの番組に出ているのを聞いて気になり、読んでみました!
とても面白かったし、なるほど、実践してみようと思うことがいくつもありました!
楽しく働き、自分からチャレンジに手を挙げる。
それだけでチャンスは回ってくるようになる。その逆をしてもいいことは一つもない。
大きな企業にいる人にとって、会議は非常に重要なアピールの場。
会議にはしっかり準備して臨み、さらに振り返りをしっかり行い次回の会議に繋げる。
会議後には、その日の会議の要点と、次回への自分の宿題、そして次回の会議で達成すべきことをカレンダーにメモしておく。これだけでも大きく動き方が変わる。
合わない人はいる。反発したり戦って消耗するより、感情スイッチをオフにして、論理的分析モードに入るべき。
この人が言っていることのここは良い、ここは悪い、などを判断し、そこに感情を入れないこと。例えば言っていることは悪くないが、伝え方にとげがあるからイライラするんだな、など。正面から戦い、消耗しないこと。
リーダーは、だれよりも仕事に本気で取り組むこと。その姿勢を見て、メンバーは仕事観を持ち、そしてそれをマネする。それによりチーム力も上がる。
加えて、「ほめる」は最強のフィードバックである。特にお酒が入ったときなど、どんどん人をほめるべき。自分が褒められているのを知ったらうれしいし、誰かをほめているのを聞くのもポジティブな気持ちになれる。
企画するときは自分と感覚が近い人と一緒に盛り上がりながら作りきるべき。
だが、実行の時は逆で、感覚が違う人と一緒に行うべき。それによりそれぞれの短所を補いあえるから。
失敗にも良い、悪いがある。
悪い失敗は、仮説がない挑戦の結果、もたらされるもの。
良い失敗は、仮説を踏まえた挑戦の先にあるもの。
もちろん、良い失敗はそこから学べることが大きいので、良いと言える。
そして良い失敗からの学びの質を上げるためには、事前の仮説を本気で立てる
何となく、ではなく、状況やデータから結果を予測していたか。
ここまで考え尽くしたのなら失敗しても仕方ない、と思えるまで考えたか。
そこまでやることで、仮に失敗しても、仮説のどこが間違っていたのか、検証できる。
最後に、仕事はあくまで仕事。自分を疲弊させないこと。仕事や会社の中での人間関係がすべてになると、いろいろと苦しむことになる。
そのため、本当につらいと感じたら「あと1年頑張ってだめなら、潔く転職しよう」というくらいの気持ちを持つほうが良いし、潰れそうになったら仕事をさぼって気分転換しに行ったほうがいい。たかが仕事で人生を狂わせてしまったら仕方がない。
などなど、テレビ業界とはいっても、かなりビジネススキルとしては普通で、他にも応用できるようなスキル、考え方なんだな、と思いました。早速実践してみます。
以上です!
出典